お金の知識のブログを書いているので、僕が見つけた「お金に強くなれる本」を紹介しておこうと思います。
僕はビジネス書をたくさん読みます。お金の本であったり、ビジネスの本であったり、経営の本であったり、マーケティングの本であったり、投資の本であったり。
そんな中から、お金のことに特化した良書を紹介します。
お金は大切なものでありながら、無視されやすい分野。お金に強くなることはビジネスマンなら必須なのに、多くのビジネスマンはお金のことを理解していない。
「そういえば、オレはお金に弱いよな~」などと思っている方は、本を読んで学ぶことをオススメします。セミナーとかに足しげく通うよりも、そのほうが時間的にもお金的にも効率的ですし、本のほうが自分のペースで学べます。
今回紹介する本は、一冊でも読めばお金に対する考え方が変わり、お金に強くなるキッカケをくれるものです。
なぜ考え方を変える必要があるのか?それは、お金に弱い理由が「間違った考え方を身に付けているため」という場合がほとんどだからです。お金に強い人なんてほとんどいない。お金に強くない人に教わったことでお金に強くなれるわけがない。
だから、お金に対する正しい考え方を知ることが重要なんです。お金に対する正しい考え方。是非身に付けて下さい。
金持ち父さん、貧乏父さん
まずはお馴染みのロバート・キヨサキ氏著の「金持ち父さんシリーズ」から、「金持ち父さん、貧乏父さん」です。これはベストセラーになっており、知っている方も多いのではないでしょうか?
この本はいろんなビジネス書で紹介されるほどの影響力を持った本です。それにはそれなりの理由がある。
「なぜ金持ちは金持ちでいられるのか?なぜ貧乏人は貧乏なままなのか?」というテーマなんですが、要は「なぜお金の集まる人とそうでない人がいるのか?」ということです。
読んだことのない方には是非読んでいただきたい。考え方が変わります。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
「金持ち父さんシリーズ」で一番オススメしたいのはこの本。「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」です。
「なぜお金の集まる人とそうでない人がいるのか?」というのを働き方別に見た良書。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の続編的な本なので、合わせて読むとより理解しやすい。
「お金が集まりやすく、経済的自由を目指せる働き方はどんなものか?」というのを教えてくれます。まあ、こういうのを見るのも結局はお金の流れを読む力なんですよね。
なので、「金持ち父さんシリーズ」はお金の流れの話が多いです。別に簿記の知識とか持っていなくても理解できるのでいいんですが。
これを読むと、自分の目指したい方向がわかると思います。世の中、就職して働けばいいってものでもないんですね、これが。
むしろ、この本の中では「従業員として働くという考え方は経済的自由から一番遠い」と言ってますので、人生の選択肢を増やす上でも非常に役に立つと思います。
貯まる生活
家計管理にドラッカーの考え方を応用して教えてくれる本。「家計を経営する」など、なかなか聞かない表現が出てきます。
「家計は経営者視点で経営するべきもの」そんな大切なことを教えて、実践的な改善法を教えてくれる一冊。
お金の教養
「お金の教養」は、お金の教育を行っている「ファイナンシャルアカデミー」の泉正人氏が書いたものです。
この本では、とても実用的なお金の知識を教えてくれます。それこそ、貯金のコツとか節約術とかお金の使い方とかいろいろ。
「金持ち父さんシリーズ」のようにお金全体のことを考えた本もいいですが、こういう身近な本も勉強になります。自分の見落としている点とかにも気づかせてくれますし。
あとは投資とかにも軽く触れていますね。
サラサラっと読める内容なので、一読しておいてもいいと思います。まあ、ビジネス書をたくさん読んでいると、この本の内容はなんとなくありきたりな気もしますが。
一生お金に困らない3つの力
これもファイナンシャルアカデミーの泉正人氏が書いたものです。
僕的には「お金の教養」は「読んでおいてもいい本」くらいの位置づけなんですが、「一生お金に困らない3つの力」は「読んだほうがいい本」だと思っています。
「一生お金に困らない」なんて大げさなタイトルな気もしますが、これは本当なんですよ。この本で紹介されている「3つの力」を身に付けて高めることができれば確かにお金に困ることはないでしょう。
この「3つの力」って、いわゆる「金持ち」と言われる人たちなら身に付けているものなんですよ。
お金に強くなろうと思っても、何を学べばいいのかは明確じゃない。学ぶべきことが明確になっていればお金に強くなるスピードも劇的に速くなるし、効率的。
この本は個人的に好きです。大切なことを再確認させてくれましたから。
財務とは何か
個人的に「ビジネスマンなら財務のことくらい理解してなくちゃ」とか思っているのですが、その財務を学ぶのに適した本がこちら。
「財務とは何か」は、財務のこと、活用法などをわかりやすく教えてくれます。わかりやすくと言っても、財務諸表が読めることが前提の本なので完全に僕の主観です。
この本は主に経営者向けに書かれている気がするので、興味があったら読んでみて下さい、と言いたいところなのですが、そうもいきません。
ブログで何回か書いているのですが、企業のお金の考え方は個人でも充分に当てはまります。つまり、個人でも財務を理解しておいたほうがお金に対する強さは全然違うのです。
僕は誰でも財務諸表を読めるべきであり、また、活用する力を持つべきだなんて思っているのですが、この本は活用のほうです。なので、財務諸表の読み方を知りたい方は簿記3級の勉強でもするか、「決算書の読み方」みたいな本でも読んでみて下さい。
人はなぜお金で失敗するのか
お金のこととなると、賢いはずの人でも失敗をしてしまう。不合理的な行動を当たり前のように行ってしまう。それがお金の魔力です。
人の心理とお金の関係を研究しているのが「行動経済学」。この本は、行動経済学の入門書です。人がなぜお金で失敗するのか?そんな疑問をわかりやすく教えてくれて、その解決法も伝授してくれる。学ぶことが非常に多い良書です。
スイス人銀行家の教え
ベストセラーの「ユダヤ人大富豪の教え」の続編。ゲラーさんからの手紙がキッカケで、ケンがスイスで新たなメンターと出会う話。
「ユダヤ人大富豪の教え」はビジネスが中心に書かれていましたが、今回はお金のことが中心に書かれています。「金持ち父さんシリーズ」とちょっと近いところはあるのですが、この本独特の伝え方が面白く、新たな発見が結構あるとおもいます。
「ユダヤ人大富豪の教え」と合わせて読むと面白い。書き方が物語り調になってますからね。
お金のIQ お金のEQ
本田健さん流のお金の知識が凝縮された一冊。
幸せに成功している本田健さんならではのお金の法則を教えてくれて、更にお金との付き合い方も教えてくれる。「金持ち父さん」とは一味違うお金との付き合い方を学んでみて下さい。
会計リテラシーが仕事も人生も変える!
当ブログでも度々書いている会計の知識の重要性。会計の知識があれば、お金の流れを読める。お金の流れが読めることによって、合理的な選択ができるようになる。
会計の知識があれば、「プロにこう言われたからやったけど、実際は損だった」というのがなくなってきます。お金の本質を見て、お金と正しく付き合うために、是非読んでおきたい一冊。
何冊かの本を紹介しましたが、また良書をいくつか見つけたら紹介します。
あなたがお金に強くなれることを願っています。