世の中には、よくよく計算してみるとかなり高い支出というものが多くあります。そういうのを知っておくと、今の支出状況を見直すキッカケになるかもしれません。
今回紹介するのは携帯電話。
今ではほとんどの人が持つようになった携帯電話。持ってないほうが不思議がられる。時代の流れは不思議なものです。
携帯電話の本体の料金ですが、これも時代の流れと共に変わってきましたね。僕が中学生ぐらいのときは「0円ケータイ」なんてものがたくさんあったりして、新規で契約したほうがずっと安かった気がします。今ではスマートフォンの登場で、10万円くらいする携帯電話も不思議ではなくなってきました。
ただ、本体の価格はそんなに問題じゃないんです。実は、携帯電話を持つことで、かなり高い支出が生まれている。当たり前のことではあるんですが、気づいておきましょう。
ケータイ代はこんなに高い
あなたの月々のケータイ代はいくらくらいでしょうか?今の僕は機種の分割料金も含めて5000円くらいで使っています。
ケータイ代は人それぞれでしょうが、その平均は10000円くらいでしょうか。
今の時代、小学生でも携帯電話を持っています。その小学生も、いずれは自分でケータイ代を払うようになるでしょう。
社会人になってから、老後までだいたい60年くらい。これでケータイ代を計算してみましょう。
まず、10000円×12ヶ月が一年の料金。一年で12万円も使う計算ですね。
そして、12万円×60年が生涯払うケータイ代。なんとその額、720万円。
つまり、携帯電話を買うということは、720万円の買い物をすることと言っても過言ではないんです。
まあ、時代と共に料金は変わっていくかもしれないので、その額は変動するでしょう。しかし、将来的にはこれくらいの金額を払うことになる。これは、一生に一回だけ高級車を買うのと同じようなレベルです。一度に払うと高額に感じるかもしれませんが、毎月細かく払っていると感覚が壬生苦なる。ローンと同じですね。
だから、月々のケータイ代を少しでも安くできれば、将来的に支出は大きく減る計算になる。何気なく払っているお金も、実はかなり高額な場合って結構あるんですよ。もう一度、自分の支出を見直してみませんか?