このブログではクレジットカードの危険性をいろいろ書いてきましたが、別に「クレジットカードは使うな」ということではありません。むしろ、最低でも一枚は持っておくべき。まあ、持ちすぎも問題になるので、あんまりコレクションを増やすのはおすすめしませんが。
クレジットカードは、カード会社にとっては「商品」。しかし、使う側からすれば「お金を借りる道具」です。
クレジットカードで買い物をするのも、キャッシングを使うのも、カード会社からお金を借りているというだけのこと。消費のために行う借金はいいものじゃないですが、その手段を持っておくべき。
普段カードを使わない人でも、クレジットカードは一枚くらいは持っておいてもいいでしょう。
リスク回避のための借り入れ枠
企業でも借り入れ枠を用意しておくように、個人でも借り入れ枠を用意しておくべき。
カードは利率が高いので、利率が低い別の借り入れ枠を用意しておくのが一番いい。でも、そういうところはいざというときに貸してくれないかもしれない。
その辺は臨機応変にいきたいものです。
人生は何が起こるのかわからない。もしかしたら、状況が変わって急にお金が足りなくなるかもいしれない。そういうときは、借り入れというものは役に立つ。
しかし、何でも借金に頼るのは絶対によくない。収入アップや支出の削減などをいろいろ考えて、それでも「駄目だ」というときに使うべき。そのときも、ちゃんと返済のプランを考えておくべき。
お金を借りるということは、貸し手を儲けさせることになる。主に消費しかしない個人にとっては、そこが一番のネックです。借り入れによって価値を生み出すことは難しく、ただ支出が増えるだけになってしまうから。