いろんなテクニックを身に付けたり、いろんな情報を知ったりすることが「お金に強くなること」ではない。
世の中には、「手っ取り早く結果が欲しい」という人が溢れていますが、その考え方自体が間違っている。
だから結果が出ないんです。
節約術とか、金運アップの方法とか、投資が上手くなる方法とか、いい情報の見つけ方とか、そんな小手先のテクニックでは何もできない。
なのに、多くの人は小手先のテクニックを求める。
だって、簡単ですもの。
努力とか必要ないですもの。
それを逆手に取って、小手先のテクニックを売り歩く人たちもいます。
「~の方法、大公開!」とか、「これであなたも~できる!30の方法」とか。
こういう本とかのほうが売れるんですよ。
人は努力とか継続とか嫌いですから。
楽して結果が欲しいんですから。
テクニックよりも大事なもの
テクニックって、それだけでは何の意味もないんですよ。
テクニックは、武器のようなもの。
どんな素晴らしい武器を持っていても、どんな情報を持っていても、それを使うあなたがド素人では、何の結果も出ない。
こんな当たり前のことを、多くの人は忘れてしまっている。
「こんな情報があれば」「こんなテクニックがあれば」とか言っている。
何かを知ることよりも大事なことを、多くの人は忘れている。
楽をして結果を出そうとするから、何も成し遂げられない。
そう、忘れているだけ。
だから、気づいてほしいんです。
「~の方法」とかを知るよりもずっとずっと大事なこと。
それは、「目的を達成できる自分になること」です。
お金に強くなるということは、「お金に強い自分になること」。
自分の能力を高め、いろんな武器すらも使いこなせるようになる。
「~の方法」、「~術」という武器を使いこなすには、それを使いこなせる人間にならなくてはならない。
表面を武器で固めればいいんじゃない。
内側にある「自分の能力」を磨くことこそが、お金に強くなるということなんです。
お金に強くなるということは、必要な知識を学び、多くの経験をし、多くの失敗や成功を重ねながらスキルを磨くこと。
そのプロセスは努力によって作られていくもの。
スキルこそが真の力。
内側に持つ能力が、本物の強さなんです。
それは、「知ればできる!」みたいなキャッチコピーからは得ることができない。
何事もそうなんですが、真の能力を高めるには「自分を高めること」が必要になる。
それを忘れないで下さい。
お金に強くなるには、勉強・練習という努力をして、徐々に強くなること。
そんなの当たり前です。
どんな成功者も、みんな努力してきたんですから。