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【行動経済学】お金と感情の関係を知ることのメリット

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人の感情は、お金に揺さぶられやすいものです。大きなお金を得ると気持ちまで大きくなる。お金を失うことを心の底から恐れている。お金を使うときは気持ちが高ぶり、後で「使いすぎた」と後悔することもしばしば。

そんな人間の感情とお金の関係を説いているのが「行動経済学」という分野。「経済学」なんて名前が付いていますが、その内容は心理学に近いものだと思います。

あなたも、お金に感情を揺さぶられたことが少なからずあるはず。ギャンブルで儲けて無駄遣いをしてしまったり、初めてのボーナスをやたら使ってしまったり、投資で損をするのが怖くて無駄に損切りしてしまった後に大幅な値上がりを見せたり。

お金は、人間の感情に強い影響を与えるものです。普段何気なくやっていた行動なのに、後で「失敗した」なんて思うのは、お金に感情を揺さぶられて、賢いはずのあなたがおかしな行動をしてしまっていたから。

人は、お金で失敗しやすいもの。だからこそ、お金が感情に与える影響を知り、賢明な行動をするように心掛ける必要がある。その道筋を教えてくれるのが「行動経済学」という分野なんです。

なぜ同じお金に区別を付けるのか

人は、同じお金にも区別を付けたがります。そこに一万円があったとしても、その入手経路によって、全く違う認識を持ってしまうもの。

例えば、その一万円が働いて稼いだ給料の一部だったとします。すると、この一万円は大抵大事に使われます。それが生活費の一部にしろ、お小遣いの一部にしろ、「限りあるもの」として大事に扱われる傾向が強いんです。まあ、一万円に対する認識は収入の大きさで違うでしょうが。なので、ここで提示した金額はあまり意識しすぎないで下さい。

では、この一万円がパチンコや競馬、マージャンなどのギャンブルで手に入れたものだとしたらどうでしょう?もしくは、たまたま他人から貰ったとか、忘れていた銀行口座に入っていたとか。いわゆる臨時収入的なお金ですね。ギャンブルで儲かった、たまたま手に入った。こういうお金は、大抵は乱雑に扱われるようです。そのお金で普段しないような買い物をしたり、ちょっと贅沢な遊びをしたり。はたまた、再びギャンブルにつぎ込んで使い果たしてしまったり。このような経験、あなたにもありませんか?

ここで紹介した二つの例は、同じ一万円についてのものです。どちらも、同じ一万円。働いて稼いだ給料だろうが、たまたま手に入ったお金だろうが、「一万円」ということに何の変わりもありません。それなのに、人は「大事なお金」と「たまたま手に入ったお金」というおかしな区別を無意識のうちにしてしまいがち。

一万円が給料の一部なら、大事に使ったり、貯金したりする。一万円がたまたま手に入ったお金なら、再びギャンブルで失ったり、浪費のために使い果たしたりする。

不思議ですよね。金額は同じはずなのに。お金の認識がちょっと変わるだけで、人は普段しないような行動をしてしまう。それも、無意識のうちに。この無意識の存在を知らないと、収入がいくら増えても貧乏なままかもしれませんね。

人はお金を失うのを極端に嫌う

人は、お金を得る喜びよりも、お金を失う痛みのほうを強く感じるそうです。

投機で長期的に儲けられる方がなかなかいないのも、このためでしょうか。値上がりしているときは嬉しいけど、値下がりするのが怖い。だから、ちょっとでも値下がりしたら我慢できずに売ってしまう。しかし、その後に高値を付けていく。こういうのはよく聞く話です。また、値下がりしたらすぐに損切りしてしまうので、自分自身で「損確定」を連発していく。下ばかり見ていたら、結果的に損をしてしまうのは仕方のないことのように思います。

給料が低い嫌いな仕事を続けているのも、収入がなくなるのが怖いから。あまり自己主張せず、会社や上司の言いなりになっていく方が多いのも、そういう恐怖が感情を支配してしまうから、というのが多いようです。

なかなか起業や独立に踏み込めないのも、損をするのが怖いから。利益を得るとか損をするとかは始まってからの話のはずなのに、損を嫌うから始めることすらできない。まあ、こういうのも「最初の計画が大事」という部分は結構あるんですが。しかし、その計画の段階で「損をするかもしれない」という感情に支配されてしまっては、機会を作ることすらできないのは事実です。

ギャンブルで大損をしてしまい、なかなか抜け出せないのも、「損したくない」という感情に支配されるからでしょう。

「次こそは当たるはずだ。そうすれば今までの損も帳消しにできる」

そう考えていると、なかなか抜け出せなくなり、泥沼状態です。ギャンブラーや投機家にいい結果しか話したがらない方が多いのも、「損を認めたくない」という感情があるからかもしれません。

行動経済学から得られるもの

人の感情とお金の関係について少しだけ書きましたが、行動経済学はまだまだ奥が深いものです。なんせ、人の感情の話ですから。これだけで本をたくさん書けるくらいのもののようです。

だからといって、行動経済学をマスターする必要もないでしょう。マスターするのは、専門家だけで充分です。

ですが、行動経済学を知らないでいるのはもったいない。お金についていろいろ学んできましたが、その中でも行動経済学はかなり実用的な分野だと思います。

お金に強くなるには、あなたがあなた自身を上手くコントロールできるようになる必要があります。そうじゃないと、収入が増えた分だけ支出も増えたり、投資でお金を増やしても使い切ってしまったり、ある程度のお金が貯まった途端に大きな買い物をしてゼロにしてしまうかもしれませんから。そうならないための感情のコントロールの道案内をしてくれるのが、行動経済学だと思います。

人の感情とお金の関係を知っていれば、自分自身の感情や行動をある程度は冷静に判断できるようになるでしょう。「何が失敗なのか?」を知らないと、失敗から学ぶこともできません。それでは、何回も同じような後悔を繰り返すことになってしまうかもしれません。お金について学びたいなら、「行動経済学」は無視できない分野だと僕は思います。

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