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財務諸表を分析してわかる家計の問題点

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60514c4c3516575af5feaed7cf33374d_s財務諸表とは、主に「貸借対照表」と「損益計算書」のことを表します。「貸借対照表」は資産と負債のバランスを表にしたもので、「損益計算書」は売上・経費・利益の状態を表にしたもの。

財務諸表は企業の決算書に載せられているもので、投資家ならこれを投資価値を評価する一つの選択肢として使います。経営者なら、財務諸表で会社の状態を見ることもあります。

これだけ見ると一般家庭には関係なさそうな気がしますが、そうでもありません。経済活動を行っている以上は、誰でも財務諸表を持っているからです。あなたが「関係ない」と思うのは、ただ単に財務諸表を作っていないからなんです。

しかし、「損益計算書」に近いものなら結構使われています。損益計算書は、結論的には「いくら儲かったか・いくら損をしたか」というのを表しています。そう、一般家庭における損益計算書は、家計簿ですね。一般家庭なら、企業ほど経費や売上が細かくないので、単純に「いくら黒字だったか・いくら赤字だったか」で充分なわけです。

「貸借対照表」を作っている家庭はそんなに多くないと思います。というか、ほとんど気にしていないんじゃないでしょうか?

問題はいつ起こるのか?

最近、スポーツ界での暴力が社会問題にまで発展していますよね。あなたは、指導の際の暴力が最近の問題だと思いますか?

実際は違うと思います。僕は学生時代に運動部だったのでわかるのですが、その頃(10年前くらい)でも指導の際に部員が暴力を受けることは普通にありました。まあ、日常茶飯事って程ではなかったんですが。学生時代に運動部だった方は、結構同じような経験をしているんじゃないでしょうか?

しかし、スポーツ界での暴力が社会問題になったのは最近のことです。それなのに、指導の際に暴力が使われることは昔からあった。

つまり、問題というのは、表面化し、人々が「問題」として認識しないと、「問題」として扱われないということです。

例えばですが、何者かによってあなたの預金口座からお金が抜かれていたとします。この時点で既に「問題」が起こっているはずですよね。しかし、実際はあなたが口座の残高を確認するまでは「問題」として浮上してこないわけです。

「お金がない」「生活が苦しい」というとき、「でも、どうしたらいいのかわからない」ということはありませんか?

お金の問題は、大きくなりすぎるとどこかに歪みが生まれてきます。お金の問題は、認識されようがされなかろうが、大きくなるとあなたの家計を苦しめていくものなんです。

問題点を見付けるために

もしかしたら、あなたが気付いていなかっただけで、もっと前から問題が起こっていたのかもしれない。それが数ヶ月前なのか、数年前なのか。何かしらの問題を抱えてしまうということは、どこかで問題が発生していたはずなんです。それなのに、問題が起こっていることに気付かず、同じような生活をしていると、現実的な歪みが表に出てくる。

お金の問題は、できるだけ早く見付け出したほうがいいもの。問題が起こっていることに気が付かないでいると、問題がどんどん大きくなり、問題を解決するのが難しくなっていくものなんです。

問題は、できるだけ小さいうちのほうが解決しやすいもの。早目に発見できれば、問題が大きくなるのを遅らせることだってできます。そんなお金の問題を早目に見付ける方法が、「財務諸表を作り、分析すること」なんです。

財務諸表をしっかり作れば、あなたの家計のお金の流れ、現在の状況を明確にすることができます。収入に対して支出はどれくらいなのか。資産に対して負債はどれくらいなのか、などなど。

財務諸表の欠点は、「作るだけじゃ足りない」ところにあると思います。個人の財務諸表は、簿記3級の知識があれば作れます。しかし、財務諸表を読みこなし、分析することを知らないと、「どこが問題なのか?」というのがわからないものなんです。

家計簿を分析して問題の解決を図ろう

単に「赤字が続く」や「負債が多すぎる」ということを知っただけでは足りない。「なぜ赤字が改善できないのか?」や「なぜここまで負債を増やしてしまったのか?」というところまで落とし込み、「どうやったら解決できるのか?」というのをしっかり考え、現実的な成果を出すために行動していかないといけないんです。

問題を解決するのは、結局は行動が全て。しかし、プランのない行動は効率が悪い。それでは、問題の解決に時間が掛かってしまう。

お金の問題を解決するには、「分析→解決策の模索→実際の行動」というプロセスが大切です。問題の本質がどこにあるのかがわからないと、的外れなところで努力をしてしまうかもしれない。解決策をしっかり模索しないと、意味のない行動を続けることになるかもしれない。行動しないと、現実的な成果は得られない。

赤字が続くのなら、「収入が少ないのか?」と「支出が多すぎるのか?」というのを考えないといけません。この場合、先に支出を見てみましょう。家賃・ローンの支払い・食費・水道光熱費・消耗品費。こういう「必要な固定支出」をまずは見てみる。

家賃を下げられたり、無駄に2台持っているケータイを解約できたりするのなら、引っ越すなどして、固定費の削減をしてみる。

ローンの支払いが重荷なら、借り換えで負担を減らせないかを考えてみる。

食費がかさむ場合は、食生活を見直すことを考えてみる。例えば、外食を減らしたり、お菓子やジュースを買うのを控えてみる。毎日100円のお菓子を買っているとすると、一ヶ月で3000円使っていることになります。こういうのをしっかり考えてみると、それなりに節約することは可能かもしれません。

消耗品代がかさむ場合は、シャンプー・洗剤・化粧品などの価格を下げてみるとか、容量の多いものを愛用するようにするとか、いろいろあるでしょう。

水道光熱費は、努力次第で少しは下げられるかもしれませんが、そこまで力を入れる価値がない場合が多いと思います。

こういう必要な固定支出を見直し、必要な固定支出が収入を超えないなら、「収入を増やす」という道は後回しにしても大丈夫です。収入を増やすにはリスクもあるので、まずは支出を見直すことから始めるほうが堅実だと言えるでしょう。

固定支出を見直す努力をして、支出が収入を超えない。貯金する余裕もできる。それなら、趣味代・遊び代などの雑費を抑えることができれば、家計を黒字かすることも可能だと思います。

問題なのは、固定支出をいくら削減しても赤字から抜け出せない場合。固定支出が収入の範囲内にとどまるならまだ希望はあるんですが、そうじゃないときは収入を増やすことを考える必要があります。

事業を行う場合、売上よりも固定費のほうが多い場合は、その事業に将来性はほぼないと言えます。事業はたためます。しかし、家計はたためません。あなたの生活に直結することですから。

だからこそ、転職する、スキルを上げる、資格を取って価値を生み出すなどの、「収入を増やす努力」が必要になるわけです。収入も、努力しないとなかなか増えません。「節約の努力」をする方は結構多いのですが、「稼ぐ努力」をしようとする方はそんなに多くないように感じてしまうんです。会社に頼っても収入は増えない。ならば、あなたが努力するしかないじゃないですか。

バランスシートを分析して問題の解決を図ろう

貸借対照表が教えてくれる問題はシンプルです。それは「破綻の危機があるかどうか」です。

資産よりも借金のほうが多い「債務超過」の状態だと、手持ちの資産を全て使っても借金を完済できず、お金が入ってこなくなった場合に残される道は破綻しかなくなってしまいます。

「新たに借金をして凌ぐ」という手段はありますが、結局は問題を先延ばしにしているだけなので、何の解決にもなりません。むしろ、貸してくれるところの金利がどんどん高くなり、問題の解決が難しくなるものなんです。

あなたのバランスシートを作ったとき、「債務超過」だったら、資産を増やし、負債を減らす努力をしましょう。個人の場合、借金がないのがベストなんですが、最低でも資産(現金・預金・不動産など)の合計額が借金を上回るようにしましょう。

借金が多いなら、できるだけ追加返済をする。このとき、貯金とのバランスが大切です。利回りだけを見ると、貯金よりも借金の追加返済のほうが圧倒的に効率がいいし、将来的に得られるお金も多くなります。しかし、手元にお金がないのも問題なので、「貯金していた額の半分は追加返済に、半分は貯金に」などのプランを作りましょう。貯金と追加返済の割合は貯金額によって考えるべきなので、最も効率的な道を模索してみて下さい。

まとめ

財務諸表を作り、分析してみることで、家計の問題点を明確にすることができます。

財務諸表は、日ごろから作るようにしましょう。家計簿は毎日つける必要があるものですが、バランスシートは一年に一回か半年に一回作れば充分なものです。日ごろから経済状況をチェックしておけば、問題の早期発見も可能になるはずです。

家計管理を甘く見ていると、思わぬ問題を抱えてしまうかもしれません。家計管理も、本質的には会社の経営とそれほど変わりのないもの。

この社会で必要な「お金」は、しっかり管理しておきたいものですね。

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