アベノミクスが何かと話題の昨今ですが、あなたが気になるのはぶっちゃけ「自分の経済状況が良くなるのか?」でしょう。
日本の景気なんてどうでもいい。インフレとかデフレとか金融緩和とかどうでもいい。
金融緩和、デフレ脱却などで日本の景気がよくなること。それを本当に「いいことだ」と言えるのは、あなたに金銭的な見返りがあってこそ。そういうものじゃないでしょうか?
社会的に景気が良くなっても、数字上で景気が良くなっても、自分に還元されないなら意味がない。「景気が良くなった」と言われると、「いつかは自分も」なんて期待を持ちやすくなるかもしれません。それも、実態を伴わない期待でしかないわけですが。
では、あなたの景気は良くなっているでしょうか?
社会の好景気が自分の好景気とは限らない
好景気と言われるときでも、金持ちは金持ちだし、貧乏な人は貧乏です。そして、中間は中間です。
個人にとって無視できないのは、「社会の好景気=自分の好景気ではない」ということ。
日本の景気が良くなっても、怠けて何もしていないようでは、あなたの景気はなかなか良くならない。
株価が上がっても、それは好景気への期待感によるものがほとんどで、実態は伴っていないかもしれない。実際のところ、株式市場なんてそんなものです。企業の業績なんか関係ないときもある。みんなが株を買えば株価は上がるんですから。
世の中の数字上で景気が回復しているように見えても、あなたの数字も回復しなければ、「景気が良くなった」なんて思わないでしょう。
数字上で景気が良くなれば、期待感から多くの人の財布の紐がゆるくなり、現実的なお金の流れが生まれていくかもしれない。しかし、それがあなたに還元されていくかは、実際そうなってみないとわからないものなんです。
お金のことを他人任せでいいのか
国が自分のお金のことを何とかしてくれる。会社が自分のお金のことを何とかしてくれる。
「景気が良くなれば・・・」「いい会社に就職すれば・・・」
こういう考え方は、他人任せのものだと思いませんか?自分のお金のことなのに自分で面倒を見ない。他者がどうにかしてくれると考え、悪いときは「国が悪い」「会社が悪い」と責任転嫁する。
景気が良くなっても、あなたが頑張らないとあなたにはなかなか還元されない。いい会社に就職しても、あなたが頑張らないと給料も上がらないし、リストラされるかもしれない。
あなたのお金の面倒を見れるのは、結局はあなたか、その家族くらいしかいないんです。まあ、生活保護などの社会制度を利用する手もありますが、不正受給はダメですよ。
あなたのお金のことなんだから、あなたがしっかりと考え、あなたが行動して結果を得ていったほうがいい。他人任せばかりだと、考えることをやめてしまい、多くの可能性を失ってしまうかもしれないんです。
日本の景気を気にすることはない
景気が悪いときでも、儲かるところは儲かるし、儲からないところは儲からない。その逆も同じことです。
景気なんか関係なしに、稼ぐ人は稼ぐ、稼げない人は稼げない。
景気が悪いなら悪いなりのやり方はあるし、景気が良いならそれなりのやり方がある。
景気が良いときも、その前は悪かったいうこと。景気が悪いときには悪いなりのやり方をやったからこそ、景気が良くなったのかもしれない。
だから、景気の良し悪しで無駄に悲観的になったり、楽観的になったりする必要はないんですよ。
大事なのは、そのときの状況を見極め、そのときにあった行動をすること。やるべきことをやること。
今が貧乏なら、貧乏なりのやり方がある。今が金持ちなら、金持ちなりのやり方がある。
そこに景気は少なからず関係してくるかもしれませんが、「やるべきことをやる」ことの必要性は変わらないと思います。
アベノミクスで期待感が高まっても、あなたの景気に何の変化も起こらないなら、あなたが変化を起こせばいい。いくら日本の景気が良くなっても、それがあなたに還元されたように感じないなら、いい気分にはなれないでしょうから。