株式投資について

投資と投機の違いを知り、賢明な投資家を目指すために

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多くの株式投資の入門書などで書かれているのは、だいたいが株式投機の手法。入門書で「株はこうやる!」なんて書かれていると、「あ、株はこんなものなんだ」という思考に陥ってしまう可能性が高い。

しかし、株式投資には、本当の「投資」と呼べるような手法も存在します。

もし、投資と投機の違いも知らないのに、「株なんて儲からないじゃないか!」なんて思っているなら、本当の投資の手法を知り、実践してみるのも有りなんじゃないでしょうか?

見方が変われば、世界が変わる!それは、株式投資でも言えることなんです。

投機って知ってる?

「投機」って言葉、知ってますか?僕も昔は知らなかったんですが、経済のニュースなどをよく聞いていると、「投機マネーが~」なんて発言がたまに出てきます。

投機って、簡単に言うと「マネーゲーム」です。投資の本質を無視して、目の前の価格(株価)だけを追い掛けるゲーム。

株を買うということは、企業に出資すること。ただ、その本質を無視して、株を「値動きする証券」とでも捉え、それを売買することで値幅を狙おうというやり方もできる。

株式投資の本でよく書いてある「チャートはどうやってみるか?」なんていうのは、正に投機の考え方なんです。本質を見ない、企業を見ない。

そして、株式投資を知らない人が思っている「株式投資」というものが、実は「株式投機」だということも少なくない。「株式投資」と聞いてすぐにパソコンを思い浮かべるということは、その人にとっては、投機が「投資」になっている!

株式投資の本質って、実はあまり知られていないんでしょうね。

じゃあ、投資って何なのか

株を買うということは、企業に出資し、企業の所有権である「株式」を受け取ること。つまり、株を買うということは、企業を買うということ。

つまり、株価よりも、「その企業にどれくらいの価値があるのか?」のほうが重要なんです。企業価値ですよ、企業価値。

株価が企業の価値を決めるんじゃない。多くの場合、企業価値が株価を決めるんです。まあ、例外もあることが、厄介ではあるんですが。リーマンショックのようなマイナスのニュース、政権交代のようなプラスになりそうなニュースがあるだけでも、株価は大きく上下する。それも、企業価値とは関係なしに。

こういうときに、「投機マネーが流れてくる」とでも言うんでしょうね。

ただ、世界でどんなニュースが出てくるかなんて、実際は予測することなんて非常に難しい。自分の明日がわからなければ、世界の将来を予測することなんて、絶対にできない。そういうものだと思います。

そもそも、投資とは、「価格<価値」のときに成立するもの。価格以上の価値を買うことで、その取引の意味が出てくるもの。

価値を意識しなければ、投資を行うことなんてできないと思いませんか?

株価じゃなく、企業を見ているか?

投資を行うには、価値を見る必要がある。では、その価値はどこにあるのか?

答えは簡単。企業の中にあるんです。

株価が企業価値を決めるというよりも、企業価値によって株価が決められると言ったほうが、どちらかと言えば正しい。事実、企業価値がしっかりしている企業には、それなりの時価総額(株価×発行株数)があります。

だから、株を買うときには、株価じゃなく、企業を見る必要が出てくる。いい企業には、それなりの株価が付く。それなら、いい企業、優秀な企業を見つけ、株価と価値の間に乖離を見付けることができれば、最初に支払った株価以上のお金を手にすることもできる。

企業の決算書を見たことがありますか?決算書を見たことがないのに「株式投資をやっている!」と思っているなら、それは「投機しかやったことがない」と言っても過言ではありません。

企業のビジネス、財務、経営、その他諸々。そういうものを分析し、価値を見出す。株価を見るのなんて、その後でいいんです。価値がわかれば、「この企業はどれくらい割安か?」くらいのことはわかる。株価なんて、企業を分析してから見ればいい!

その取引はビジネスとして成立するか?

株式投資も、ビジネスみたいなものです。

あなたがお店をやっているとして、100円で仕入れた商品を50円で売ったりしたら、儲けられますか?儲けられないなら、ビジネスとして成立しませんよね。

株式投資の考え方も、これと同じようなものです。10万円の株を買ったとしたら、その株に10万円を超える価値がないと、ビジネスとして成立しない。

10万円で買った株に5万円の価値しかなかったとしたら、それは、100円で仕入れた商品を50円で売ってしまうようなこと。そんなことでは、利益が出ずに、倒産してしまう。

株を買うなら、その取引をビジネスとして成立させましょう。しかし、「この企業の価値は~円です!」なんて言ってくれるところはありません。

雑誌などで「適正株価は~円!」なんて書いてあっても、それはあまり信用できるものじゃないでしょう。その根拠がチャートなどを使ったものなら、胡散臭いことこの上ない。(失礼!)

だから、株式投資をビジネスとして成立させるには、自分自身で企業を価値を見付ける必要がある。まあ、頼れる知り合いでもいればいいですが、無料ではないでしょうね。

お金を無駄にしていないか?

投資できるお金って限られていますよね。つまり、なかなかお金を無駄にはできない。限られた資金の中で、最高のパフォーマンスを目指さないと、せっかくのお金に働いてもらえない。

株式投資は、「お金を貯める」よりも一歩先の「お金を活用する」というステップです。

しっかり貯金できる人間であることが大前提。貯金もできず、無駄遣いをしてしまうようだと、いつかは株を売ってお金を工面することになる。

そうなっては、せっかく買った価値が、浪費へと流れてしまうことになる。それでは、もったいないですよね。

投資で得た利益でも同じです。投資の利益をすぐに浪費に回してしまうと、複利の力が使えなくなる。最高のパフォーマンスが逃げてしまう。

投資で得た利益を再投資し、更に増やしていくことで、初めて複利の力が働き始める。これを繰り返せば、あなたのポートフォリオはどんどん強いものになっていくでしょう。

人は、お金に弱い。予想通りに不合理なお金の扱い方をするもの。

その上、投資する企業の価値をしっかり見極めないと、お金を無駄にしてしまう。株式投資では、お金の扱いもかなり重要な要素なんです。

ポートフォリオを上手く組めているか?

企業を分析していると、「これはいい!」と思える企業がいくつか出てくる。日本の上場企業は3000社以上もあるので、それを全て分析すると、「これはいい!」と思う企業もそれなりの数になります。

ここで問題なのは、「これはいい!」と思った企業の株を全部投資ポートフォリオに組み込んでいいのか?というところ。

世界最高の投資家、ウォーレン・バフェット氏の関連書籍に書いてあったのですが、統計的に見ると、多くの銘柄を組み込んだポートフォリオよりも、少ない銘柄で構成されたポートフォリオのほうが、いいパフォーマンスを出すらしい。

500の銘柄を組み込むよりも、5の銘柄のポートフォリオのほうが、統計的にはいいパフォーマンスを出しやすいらしいです。

一番いい企業がわかっているのに、わざわざ50位とか100位の銘柄をポートフォリオに組み込む必要はない。バフェット氏の意見に、そういうものもありました。

それに、バフェット氏の第二の師匠とも言われているフィリップ・フィッシャー氏という投資家は、3つの銘柄でも、充分な分散ができると言っていた。

それを考えると、手当たり次第に株を買うよりも、「ベスト5!」とか「ベスト10!」みたいな企業の集合体を作ったほうが、いいパフォーマンスが出るのかもしれませんね。

まあ、一概には言えないので、いろいろ実験してみるといいと思います。

長期的な視野で企業と株価を眺めていられるか?

企業が短期的にポンポン経営方針を変えたり、業績が短期間で激しく上下することって、なかなかないですよね。短期間って、数日とか、数時間とかです。

そもそも、企業の動きは株価ほど激しくない。株価は、市場参入者の気分(いいニュースが入ったとか、悪いニュースが入ったとか)でも上下しますが、株価の動きと企業の動きは、そこまでピッタリしたものでもない。

優秀な企業でも、市場参入者が悪い気分なら、株価は企業を価値を無視して下がることもある。逆に、いい気分なら、企業価値を無視して株価が上がることもある。

株価の日々の動きはあなたの心を揺さぶる。しかし、企業が短期間でコロコロ成長したり、変化したりするわけじゃない。

企業の価値を株価が反映するまで、結構な時間が掛かることもしばしば。それに、その間にも企業価値が上がっていくなら、そう簡単に手放さないほうがいいかもしれない。

「企業と株価を長期的な視野で見る」というのをどこかでしないと、日々の株価の動きが非常に気になります。せっかくの価値を、市場の気分による株価下落で手放してしまうかも。

株価なんて、後で見るものです。企業価値がしっかりしているなら、持っていればいい。例え株価が下がっても。逆に、企業価値がしっかりしているのに株価が下がるなら、買い増してみてもいい。

そういう考え方、市場を上から見下ろすような眺め方は、長期投資投資において大事だと思います。まあ、自己責任でどうぞとも言いますが。

「初めから売るつもりで買うような株は、10分たりとも持ってはいけない!」というバフェット氏の教えもありますし、企業の長期的な動きという観点もあるので、本当の投資をするなら、やはり長期投資がいいでしょうね。まあ、たまに短期っぽくなってもいいですが。

経験、そして経験だ!

なんかいろいろ書いてみましたが、これらは一つの考え方です。

なので、納得できるものがあれば、参考くらいにはしてみて下さい。気に入らないものがあれば、無視してもいいです。

それに、考え方を知ったからといって、すぐに上手くいくわけじゃない。経験していかないと、一つの企業を分析するだけで、かなりの時間が掛かるでしょう。分析の仕方にもよりますが。そもそも、その分析がどこまで正しいかもわからない。

財務分析にしても、経験がないと時間が掛かる。決算書の読み方がわからないと、分析はできない。ちなみに、財務分析が全てではないので、さわり程度でもいいと思います。

企業のビジネスを分析するにしても、「これがいいビジネス!」なんて答えはないのが現実。理屈じゃなく、公式じゃなく、「これは面白い!」とか思えるビジネスを探したほうがいいかもしれません。

ビジネスは、理論じゃない。正しい理論に当てはまらなくても、成功するビジネスはいくつもある。固定概念なんて、必要ないんでしょう。

本当の株式投資って、「株式投機」よりも遥かに難しそうなものだと思います。ただ、実際にやってみると、なかなか面白いものでもある。

それに、投資をするなら、結果が欲しいもの。結果を出すためにも、「これじゃダメだった!」とか「このやり方はいい!」みたいなエジソン的発想していきましょう。失敗も成功も、全て経験です。

賢明な投資家への道は、長く険しいかもしれない。しかし、そこにたどり着いたときの面白さと、得られる報酬は、充分満足できるものだと思います。

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