ビジネスについて

口コミの起こし方を考える。口コミ伝染病、書評

2016/09/16

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マーケティングを学ぶ上で参考にしたい神田昌典さんの本ですが、その中でも「口コミ」に特化したものが「口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム」という本。口コミは、自然発生するものではなく、意図的に発生させられるものだと説く、マーケター・神田さんの口コミ論。

お客さんが口コミしたくなる条件を知る

口コミはなぜ起こるのか?ブログをやっていても、記事が口コミで広がる場面を目撃してきましたが、原因はさっぱり。口コミは、意図的に起こせるらしい。大事なのは、「どうやって口コミさせるか?」を考え、仕組みを用意すること。お客さんが「口コミしたい!」と思うのはどんなときなのかを知ること。神田さんの本は、いつもワクワクさせてくれる。

口コミしたくなる話題を知ろう

「口コミ伝染病」によると、「口コミされやすい話題」が存在するとのこと。どんな話題を放り込めば、お客さんは話してくれるのか、お客さんが新たなお客さんを呼んできてくれるのか。人間っていうのは、意外と単純なものです。趣味や志向が時代によって変化するけど、根本的な心理的なものはそんなに変わらないように感じます。工夫を凝らせば、費用をそんなに掛けないでも、お客さんを呼ぶことができる。あとは、「どうやったら自分のビジネスに活かせるか?」を考える。

実例を基に語ること

神田さんの本で「さすがだなー」と思うのは、実例を交えながら語っていること。神田さんの顧客の実際の売り上げ増、口コミされるチラシやダイレクトメールの実例。実例は信頼を生み、売上や口コミに繋がる。ただ御託を並べるだけのようなものは、よっぽどの有名人でもない限り、胡散臭い。神田さんの本が話題になるのも、「マーケター」としての実力があってのものなんでしょう。

口コミを起こす努力をしていますか

口コミが意図的に起こせるものだとするなら、「口コミは自然に起こるもの」だと思い込み、何の対策もしていないのは、機会損失に当たるかもしれませんね。でも、口コミを完全に操ることはできないとも感じます。「口コミが起こりやすい仕組み」を作ることはできるけど、「口コミを絶対に起こすこと」は無理なんじゃないかと。他人は変えられない。変えられない他人を動かすには、自分が変わるしかない。

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